スモールビジネスでプロダクトライフサイクルを乗り越えるための3つの方策

大中尚一です。  

プロダクト・ライフサイクルという言葉を

お聞きになったことがあるかと思います。  

 

文字通り

製品・商品のライフサイクルのこと。  

 

転じて

サービスや業界の寿命を測るのにも

使われたりします。  

 

どんな商品・サービスも

導入

成長

成熟

飽和・衰退

の段階を経て

やがて役目を終えていく。  

というようなお話です。  

 

飽和する前に手を打ちましょうね

そんな感じで言われることが多いですね。  

 

今日はその プロダクト・ライフサイクルから。  

生業でプロダクト・ライフサイクルを乗り越えるための3つの方策  

国家のライフサイクル

 商品やサービス、事業に限らず

国家にもライフサイクルがあります。  

勃興して 急速に成長するものの

成熟→衰退のサイクルを乗り越えられず

そのまま滅亡してしまった国は  

世界史上、星の数ほどあります。  

 

どんなに巨大な帝国  

たとえばアレクサンダーの帝国や

モンゴル帝国   も、

成熟局面に入り

そこであらたな導入・成長局面に移行できなければ

残るは衰退しかありませんでした。  

 

事業を考える上で

このサイクルを頭においてやっていかなければ

持続的に成長することはおろか

事業を継続することすらできません。  

 

先生業のライフサイクル

  士業・コンサルタントを始め

数多くの先生業の方をサポートしています。

 

 僕自身もコンサルタントとして活動していましたし

いまももちろん、コンサルティングをさせてもらってます。

 

 いわゆる、独立系コンサルティング業界です。  

 

このコンサル業界を始め

士業やコーチなど、いわゆる先生業に従事する人が

とても多くなりました。  

 

そして当然

ライフサイクルがあるわけで・・・  

 

独立系コンサルティング業界を始めとして

独立系の先生業は

今どんな段階かなと考えたときに

 成熟から飽和に向かっているのではないかなと  

 

で、おそらく

あと10年ぐらいで

一つの時代が終わる

  そう思っています。  

 

根拠がいくつか。

 

まず、テクノロジーによる変化。

 

 ユーチューブその他で検索すれば

一昔前なら高額で教えていたような知識が

いくらでも転がっています。  

 

もちろん、貴重な一次情報は

そういったところには決して現れませんが

 

 知識を教えるだけの先生の相対的な価値は

今後ますます減っていきます。

 

 なんなら、SiriやAlexaとかに尋ねると

回答応えてくれるかも。

  ・・・ありえる。  

 

また、ビザスクなどの

コンサルティングとソリューションのマッチングサービスも

ちらほら出てきました。  

 

コンサルタントの

クラウドワークス版だと思ってもらえればいいかなと思います。

 

あと、士業の仕事も

安くマッチングするサービスは

数多く出ています。

 

これまた、先生業の相対的な価値が

どんどんと下がっていく方向に進んでいます。

 

それに、行政が事業所の支援を

手厚くしだしています。

 

例えばコンサルティングでいうと

静岡県富士市の『f-Biz』は著名で

そのモデルが他の地域に横展開されだしています。

 

行政の支援は

民間に比べて、格段に低価格。

 

価格では対抗できません。

 

そしてさらに、就職状況の変化。

 

去年・今年と

東大・京大生の就職希望ランキングの

トップ10のうちの7社が

外資系のコンサル会社や商社。

 

彼らの描くキャリアパスは

 

そこでスキルを磨き

よりステップアップする

 

当然その中には

起業したり、独立系のコンサルタントとしてやっていくという

そういう道筋が予想されます。

 

全員が全員うまくいくわけではないですし

学歴が高いからと言ってビジネスがうまくいくとは限りませんが

 

相対的に優秀な人間が

大量に市場に参入してくれば

競争は激化し

 

値下げ競争になったり

一部のものだけが勝ち残る

 

そんな状況が容易に想像されます。

 

一時期は、士業や保険の方々が

コンサルティングをサービスに取り入れましょうということで

コンサルタント養成の講座が増えました。

 

あと、コーチングのスクールなんかも

花盛りですね。

 

それが間違いとは思いません。

 

というか、コンサルティングやコーチングができないようだと

淘汰されてしまうという方が正しいかな。

 

コンサルティングやコーチングのスキルは

独立して事業を営んでいくためには

いまや必須と言えます。

 

できて当たり前

できないと、淘汰されるだけ。

 

そんな状況になってきていると思います。

 

先生業の状況は

確実に飽和から衰退に向かっている

 

僕はそのように思います。

 

先生業でプロダクト・ライフサイクルを乗り越えるための3つの方策

では、先生業は

今後どのような手を打っていくべきか。

 

いくつか方策は考えられます。

 

大前提が、テック化。

 

無料や低額で使えるサービスが増えてきました。

 

会計のみならず

人事労務や集客・営業でも

 

かなり使えるサービスが増えてきています。

 

それらをフルに使い

効率的に動けるようにしておくのは

大前提です。

 

その上で

まずは、専門特化。

 

分野や業種業態に特化し

そこをとことん深掘りする。

 

深掘りすることで

顧客のニーズにはかなりの範囲&精度で応えられるようになるので

同業は対抗しづらくなります。

 

ただ、あまりにニッチな

つまりは顧客が存在しないような特化の仕方をすると

当然のことながら、顧客の絶対数が少なすぎ

事業が成り立ちません。

 

ポジショニングが鍵になります。

 

お手本は

シンガポール。

 

地の利を活かした金融立国として

存在感を増しました。

 

2つ目が、大型化。

 

M&Aが多くなってきましたが

我々スモールビジネスでも

買収をすることを視野にいれるべき時代になりました。

 

野放図なM&Aはご法度ですが

関連事業におけるM&Aにより

規模のみならず、顧客数や社員を増やし

大手としての戦い方を志向する。

 

とはいっても、いまはテクノロジーがフルに使えるので

効率は考えないといけないですけどね。

 

M&Aのマッチングサービスも増えてますし

意外と周りに種が転がっています。

 

アンテナを高くしておきたいですね。

 

お手本は、ローマ帝国。

もちろん戦いもしたんですが

敵対していた民族でも、穏やかに吸収。

 

かつ、性急な拡大はしなかったので

衰退も緩やかでした。

 

そして3つ目が

自分の本業から半歩ずらしくらいで

新規の事業を創ること。

 

これまでの経験を活かした

新規事業の創設。

 

それによって

本業とのシナジーを効かせ

他社との違いを作り

参入障壁を築く

 

それができれば

今のプロダクト・ライフサイクルを脱し

新たなプロダクト・ライフサイクルに入っていける可能性が増します。

 

新規事業といっても

そんな難しく考える必要はなくて。

 

半歩ずらしくらいで

これまでの経験との掛け合わせで考えてみれば

意外と新規性のあるものができるものです。

 

ハードルの高さでいうと

 

2番(M&A)が何度がやや高く

3番(新規事業)・1番(専門特化)と続くかなと思います。

 

おすすめは

専門特化して

そのうえで新規事業に取り組んで

緒についたらM&Aをはかる

といったところでしょうか。

 

難しく聞こえますが

案外できるものです。

 

必要なのは・・・

「捨てる勇気」

かな。

 

自社が顧客に必要とされている点はなにか

何が喜ばれているのか

 

それを探り

それ以外は捨てる。

 

それぐらいの割り切りは

必要かもしれません。

 

ぜひ捨てる勇気を発揮して

ライフライクルを新たにしてくださいね。

 

それでは今日はここまで

 

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